8月29日(月)の手紙


2016年8月29日(月)

『人々が健全な教に耐えられなくなり、耳ざわりのよい話をしてもらおうとして、自分勝手な好みにまかせて教師たちを寄せ集め、そして、真理からは耳をそむけて、作り話の方にそれていく時が来るであろう。』テモテへの第二の手紙4章3節~4節


多くの親は、何でもありの宗教観を子ども達に教えようとしているようだ。

アメリカの新聞によると、セレモニー・ホールを経営している夫婦に女の子の赤ん坊の献児式を頼まれた。
母親は牧師に「大きな力のある霊が娘を導いてくれるように祈ってください。
でも、あまり具体的では困ります。
とりあえず、祝福にもれないようにしていただきたいだけですから」と語ったそうだ。

その女の子のためには、軽めのキリスト教が良いのだろう。
天使や妖精、サンタクロースを信じるぐらいで十分だ。

この話は、霊的な真実が、現在の社会ではいかに低く評価されているかについて物語っている。

パウロは、人々が耳障りのよい話を好み、しっかりとした教えに耳を貸さない時代が来るとテモテに警告している。
また、間違った教えが増え、多くの人はそれを受け入れるだろうと予告している。
というのは、それらが肉の欲を満たすからだ。

人は居心地の良い娯楽性の高い宗教を求めている。
パウロは、これらの偽りの教えと戦い、御言葉の真理を教えるためにテモテに命じた。
「…絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい」と。

クリスチャンは、聖書の御言葉を教え、聖書の御言葉に従うように召されている。
世の人が喜ぶ事だけを語る訳ではない。
だからこそ、御言葉にしっかりと立とう。
そうすれば、間違いに陥る事はないのだから。

God Bless You!!

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