8月22日(月)の手紙


2016年8月22日(月)

『一つ神は、われわれのために命の霊を造り、これをささえられたではないか。彼は何を望まれるか。神を敬う子孫であるゆえ、あなたがたはみずから慎んで、その若い時の妻を裏切ってはならない。』マラキ書2章15節


鷲の巣の様子がインターネット上で公開され、多くの人が微笑ましい鷲の家族の様子を見守っていた。
だけど、この家庭は崩壊してしまった。

前の季節に雛が巣立ち、春になって新しい卵が産まれた頃、若い雌鳥が巣に踏み込んできた。
何と、父鳥はその雌と飛び回るようになり、母鳥は姿を消してしまった。
卵の中で育まれていた命は、見捨てられ、絶たれてしまった。

激しい議論がインターネットやチャットで交わされ、鷲一家のファン達は大騒ぎをした。
専門家は、人間の価値観を鳥の生態に当てはめないようにと警告したけれど、無駄だった。
みんな、そのつがいが元に戻る事を願っていた。
それはまるで、離婚は絶対にいけないと、みんなが信じているかのようだった。

鷲の夫婦の別れを悲しんでいる人達を見ながら、思った。
この人達は、人間の家庭が崩壊するのを、神が悲しんでおられると分かっているのだろうか。
また、人間の夫婦の別れに関しては、鷲の事ほどショックを受けていない人達についても考えた。
それは、明らかに間違っていた。

結婚に関する神の教えは、聖書のマラキ書2章に記されている。
それは、神がご自分の民との間に結ばれた契約を象徴している。
神は、結婚を神聖であると言われる。
私達の考えもそうあるべきだ。
そして、結婚生活をまっとうしたいと思うならば、神を第一にすることだ。

God Bless You!!

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