8月2日(水)の手紙


2017年8月2日(水)

『それから、イエスは見まわして、弟子たちに言われた、「財産のある者が神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう。」マルコによる福音書13章35節


神の御言葉によると、世間的に見て裕福であったとしても、たましいは極貧にあえいでいることがあるという。
逆に、この世の富がなくても、神の基準で見るならば、有り余るほど裕福なこともある。

富とは人を歪める力があるということを思い出させるのが、聖書に登場する青年だ。
彼は、永遠のいのちについて聞いた。
だけど、持ち物を売り払って貧しい人に施してから従ってくるようにとイエスに言われると、悲しみながら立ち去った。
多くの財産を持っていたからだ。

イエスは弟子たちに「財産のある者が神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう」と教えられた。

イエスは財産を否定しておられるのではない。
ただ、神以上の価値を、神以外のものに求める生き方を悲しまれる。
一生懸命働いてお金を稼ぐのは悪いことではないけれど、それが人生の目的になるなら、イエスが一番とは言えない。

富を得たり、富を得ようと努めたりすることで、イエスを追い求める道を踏み外してはいけない。
イエスを第一とする人生こそ、真の豊かさを手にするカギなのだから。

God Bless You!!

a:185 t:1 y:0