8月14日(日)の手紙


2016年8月14日(日)

『愛する者たちよ。わたしたちは今や神の子である。』ヨハネの第一の手紙3章2節


哲学者アーサー・ショーペンハウワーはある日、ベルリンの庭をゆっくりと散策しながら考え事をしていた。
彼は「私は誰で、どこへ行くのか」という自分の起源と運命の問題に絶えず悩まされていた。

公園の管理人は、みすぼらしい身なりでうつむきながらのろのろ歩く哲学者をじっと見て、てっきり浮浪者だと思った。
そして、彼に近づいていくと「お前は誰だ。どこへ行くのか」と咎めるように言った。
ショーペンハウワーは、苦悩のあまり顔をゆがめて「それがわからないのだ。誰か教えてくれないか」と答えた。

このように悩んだ事があるだろうか。
だけど、聖書の中には、神の権威ある答えが用意されている。
何と幸いな事だろう。

あなたは誰か。
神の子どもだ。
罪人である自分をイエス様が救ってくださったと信じるならば、私達は神の子どもとなる。

あなたはどこに行くのか。
ヨハネによる福音書14章1節~6節は、私達はいつの日か主イエスが天国に準備しておられる場所に迎えられると語っている。

天地万物の創造主は、科学と歴史の作者であると同時に、すべての人の人生を紡いでおられるお方でもある。
このお方が用意してくださる答えを信じよう。
イエス様を知れば、自分がどこにいて、どこに向かっているのかがはっきりと分かるだろうから。

God Bless You!!

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