8月11日(月)

8月11日(月)

『さらに言われた、人から出て来るもの、それが人をけがすのである』マルコによる福音書7章20節


宣教師のハドソン・テーラーは、コップになみなみと水を注ぎ、説教台の上に置いた。
メッセージを語りながら、説教台を強く拳で叩くと、コップの水がはねてこぼれた。

そして、彼は言った。
「あなたがたは、多くの試練に直面するでしょう。
その時は、思い出してください。
あなたがたの内にあるものが、外にこぼれ出てきます」と。

これは、考えてみる価値のある事だ。
不当な扱いを受けたり、誤解されたりした場合、どんな応答をするだろう。
忍耐と親切を尽くして、優しい言葉で応答できるだろうか。
それとも、怒って仕返しをするだろうか。

エペソ人への手紙4章25節から32節には、救われる前と救われた後の比較が書かれている。
聖霊様に支配されて生活するなら、思いがけない試練や世の誘惑への対応の仕方は、明らかに違ってくる。

厄介な事態や赤面する状況に突然見舞われた時、どう対応するかは、その人が神様の恵みの中でどれだけ成長したかを知るひとつの手がかりとなる。

不満や怒りを押し殺して、表面的な平静を装う事は可能だろう。
だけど、救い主の愛で心が満たされているなら、純粋に不意の試練に耐え、親切で優しい対応ができるだろう。

コップの水のように、内にあるものは必ず外にこぼれ出る。
同じように、問題が大きくなると、必ずその人格もあらわになるだろう。

God Bless You!!

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