7月6日(木)の手紙


2017年7月6日(木)

『わたしは、すでに自身を犠牲としてささげている。わたしが世を去るべき時はきた。』テモテへの第二の手紙4章6節


パウロの別れの挨拶は、何世紀にも渡ってキリストに従う無数の人たちを激励してきた。
パウロはテモテに向かって、「わたしは、すでに自身を犠牲としてささげている。
わたしが世を去るべき時はきた。
わたしは戦いをりっぱに戦いぬき、走るべき行程を走りつくし、信仰を守りとおした」と書いた。
この言葉は、時代を超えて私たちにも迫ってくる。
何と、死ぬ準備ができている人は、生きる準備もできているものだ。

この手紙は、「主が、あなたの霊と共にいますように。
恵みが、あなたがたと共にあるように」と終わっている。
そして、その間には絶えることのない神の誠実さがたたえられている。

死にゆく人からのメッセージが、生きている人に目的を与えることがある。
「主はわたしを、すべての悪のわざから助け出し、天にある御国に救い入れて下さるであろう。
栄光が永遠から永遠にわたって主にあるように、アァメン」というパウロの勝利のフィナーレは、私たちの指針となるメッセージだ。

God Bless You!!

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