7月25日(月)の手紙


2016年7月25日(月)

『悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい』ローマ人への手紙12章21節


パウロは、古代ギリシャ・ローマの社会で宣教していたけれど、キリストの真理を説く時には、群衆の心に響く言葉を選んだ。
この社会では、勝利が高く評価されていた。
それでパウロは、キリストは、私達を軍隊の勝利の行進に加えてくださるお方だと説明し、クリスチャンの人生を、オリンピックを目指してトレーニングしている人にたとえた。

パウロは「勝つ」という言葉を、私達を傷つけようとしている人達の戦いに関しても使っている。
「善をもって悪に勝ちなさい」と教えている。
これは、意地悪をする人に親切にしたり、悪に屈しない事を礼儀正しい態度で示したりする事かも知れない。
だけど、いずれにしても、私達の力でこの愛を生み出す事はできない。

古代の異教の人々が望んでも手にする事のできなかった神の力を、私達は持っている。
イエス・キリストこそが、勝利の神だ。

God Bless You!!

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