7月21日(金)の手紙


2017年7月21日(金)

『人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである。』ヤコブの手紙1章14節


アメリカのワシントン州で、教会から650万円を盗んだ62歳の教会員が告発された。
彼女は審問されると「この窃盗にはサタンが大きな役割を果たしました」と答えた。
まるで、サタンに強要されて罪を犯したと言っているようだ。

彼女の選択にはサタンの影響があったかもしれないけれど、彼女の誘惑と罪についての見解は誤っている。
サタンはクリスチャンを誘惑するけれど、クリスチャンに罪を犯させることはできない。

またヤコブは次のようにも語っている。
「だれでも誘惑に会う場合、「この誘惑は、神からきたものだ」と言ってはならない。
神は悪の誘惑に陥るようなかたではなく、また自ら進んで人を誘惑することもなさらない。」
神は、善良で神聖なお方だ。

では、私たちの罪は、誰の責任だろう。
ヤコブは「人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである」と語っている。

私たちの悪い欲望が野放しにされるなら、それは漁師が獲物をおびき寄せるおとりの餌のようになる。
そして、私たちは誘惑に屈して罪を犯してしまう。

神に背いて罪を犯したなら、「サタンがそうさせた」と責任転嫁したり、正当化したりするのはいけない。
自分の行動にきちんと責任を持とう。
そして、あわれみ深く、情け深い神に自分の罪を告白して、正しい生き方を求めていこう。

God Bless You!!

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