7月10日(月)の手紙


2017年7月10日(月)

『だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。』コリント人への第一の手紙10章12節


自分の能力や資格、また立場に基づく自信によって、物事を成し遂げようとしてはいけない。
もし、私たちが人生で成すべきことを神の力にしっかり頼もうとせず、自分の力で成し遂げられると思うなら、その誤った自信はきっと失敗を招くだろう。
そして、自らの失敗の重みで、つぶれてしまうかもしれない。

パウロはこれについて、コリント人に手紙を書いた。
古代イスラエル人は、神の民だった。
にもかかわらず、この人たちは自分たちを信じ、何でも自分でできると思う傾向にあった。
神の民というこの恩恵を罪を犯す許可証と勘違いしてしまい、傲慢とも言える自信によって自分たちを破裂させていった。

パウロはこの様子を描写して、彼らの自信は私たちに対する警告だ、と教えている。
パウロの結論は、「だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい」と語り、最善の道を示している。

この「立っていると思う者」には、自分自身も含まれている。
さて、私たちの自信はどこにあるだろう。
キリストを信頼することこそ、正しい自信なのだ。

God Bless You!!

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