6月8日(月)の手紙



『空のこうのとりでもその時を知り、山ばとと、つばめと、つるはその来る時を守る。しかしわが民は主のおきてを知らない』エレミヤ書8章7節


人は、愛し合い、仕え合うために造られたにも関わらず、歴史を見るならば、互いに何度もおとしめ、傷付けてきた。

預言者エレミヤによると、驚いた事に神の掟を知っている人でさえ、お互いを傷つけても後悔しないという。
自分の悪行を悔いる者は、ひとりもいない。
彼らは少しも恥じず、恥じることも知らないと語っている。

またエレミヤは、野生の動物の方が「平安だ、平安だ」と言っている人間達よりもよっぽど知恵があると、神様が呆れておられるとも書いている。

決められた季節に旅立つように渡り鳥を造られたお方は、私達の過ちを指摘なさるだけではない。
神様は、空虚な心を満たしてあげようと言われる。
敵意の代わりに恵みを、愚かさの代わりに知恵を、そして争いの代わりに平安をくださる。

だから、悔い改めの実を結ぼう。
心からの悔い改めとは、単に謝るだけではなく、「もうしません」と決心し、告白する事なのだから。

God Bless You!!


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