6月12日(月)の手紙


2017年6月12日(月)

『こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。』マタイによる福音書5章3節


イエスは、神の視点で世界を見るならば、虐げられた人々の方が有利な立場にあるということを教えてくださった。
これは、山上の説教や、「先の者があとになり、あとの者が先になる」、そして「自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる」という御言葉に基づいている。

でも、なぜ神は、虐げられた人々に特別な注意を払ってくださるのだろう。
1.苦しみは、人に贖いの必要性を気づかせる。
2.苦しみは、神を頼みとし、互いに助け合う人たちを作り出す。
3.苦しみは、必須であるものを望んでいるのか、贅沢な願いをしているのかの区別をさせてくれる。
4.苦しみは、福音に応答する後押しをしてくれる。
私たちは必死なので、神の助けを叫び求めるようになる。

貧しい者、飢え渇いている者、また嘆き悲しむ者、そして苦しんでいる者たちは幸いだ。
なぜなら、自分の力で自分の必要を満たせないことは、この人たちにとって、日々明白なことだから。

この人たちは、どこかに力を求めなくてはならない。
お金や才能、または美貌のある人は、自分の持って生まれたものを頼りに生きていくだろう。だけど、困っている人、何かに頼らなければならない人、また、人生に不満を抱えている人たちは、神の無償の愛を喜んで受け入れる準備が整っているのかもしれない。

こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。

God Bless You!!

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