6月12日(日)の手紙


2016年6月12日(日)

『その怒りはただつかのまで、その恵みはいのちのかぎり長いからである。夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝と共に喜びが来る』詩篇30篇5節


私達は、何かを楽しみに待ちながら日々を過ごしている。
人生の楽しい出来事というのは、期待しながら待っているからこそ楽しいのだ。

クリスマスやお正月の休暇、旅行やスポーツの試合など、わくわく期待しながら待っていると、その価値は増していく。

詩篇30篇5節は、期待して待つ事の大切さと、それによって人の心は感動するのだと学ぶ事ができる。

詩篇の作者は、慰めを宣べ伝えている。
この世の悲しみは、束の間の事に過ぎない。
一方、天国に待っている喜びは、永遠に続く。

パウロは、これに似た事を、コリント人への第二の手紙4章17節に記している。
つまり、私達の「軽い患難」は「重い永遠の栄光」をもたらすのだ。

もしも今、涙しているとしても、絶望ではなく希望、悲しみではなく喜びの期待を持って生きていく事ができる。
心の中は夜だったとしても、永遠の夜明けは間近だ。
神は、永遠の夜明けと共に、天国で迎える朝の限りない喜びを約束しておられる。

God Bless You!!

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