5月5日(火)の手紙



『集まった人々は、「これは神の声だ、人間の声ではない」と叫びつづけた。するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった』使徒行伝12章22節~23節


ヘロデ王は王服を着て、自分に媚びる民衆に向かって演説をした。
そして、「神の声だ。人間の声ではない」と叫び続けるへつらいの声を楽しんでいた。

もし、彼が唯一の真の神を畏れていたなら、こんな事は言わせなかっただろう。
だけど、彼は違った。
そのせいで、彼は主の使いによって打たれ、もがき苦しみ、死んでしまった。
神様の栄光をたたえなかったからだ。

これと対照的なのがパウロとバルナバだ。
パウロは生まれつき足が不自由な人を、奇跡によって癒した。
この様子を見た群衆は、「神々が人間の姿をとって、私達のところにおりて下さったのだ」と叫び、パウロとバルナバにいけにえを捧げようとした。

バルナバとパウロは、神様を非常に畏れ敬っていたので、自分達が拝まれそうだと知って、彼らの行為を激しく叱責した。

このふたつの対照的な記述から、不敬虔な時代を生きていても、神様を敬い崇めなくてはいけないと教えられる。

神様は、栄光のお方だ。
その栄誉を、ほめたたえるべきお方だ。
神様だけが、礼拝すべきお方なのだ。

God Bless You!!


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