5月23日(月)の手紙


2016年5月23日(月)

『隣り人に敵して偽りのあかしを立てる人は、こん棒、つるぎ、または鋭い矢のようだ』箴言25章18節


噂話をすると、解雇される職場がある。

ある調査によると、平均的な会社員は、一年に65時間も噂話をする人の輪に加わるそうだ。
アメリカのある会社は、社内から陰口を一掃しようと決意した。
社員は、同僚の陰口を絶対に言わないように命じられた。
違反が見つかれば、職を失う。

クリスチャンの芸能人に聖書を教えている人達は、噂話を諌めるために、斬新な方法を用いている。
それは、祈りで陰口と戦うのだ。
愚かな選択をしたために窮地に陥った有名人の事をあれこれ言うのではなく、彼らのために祈りなさいと指導している。

神が定められた十戒の中に「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない」というものがある。
これは、直接的には訴訟に関する噂を禁じているのだろうが、陰口を言う事をその中に含んでも間違いではないだろう。
なぜなら、陰口は、隣人愛に反するからだ。

陰口は、優越感や仲間意識という人の自然な欲望を満たす。
だから、噂話の輪に入らない事には、勇気がいる。
しかし、祈って愛する事を自ら選択するなら、その人の人生から陰口は一掃される。
陰口は、決して正当化できるものではないのだから。

God Bless You!!

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