5月20日(金)の手紙


2016年5月20日(金)

『神よ、みこころならばわたしをお救いください。主よ、すみやかにわたしをお助けください』詩篇70篇1節


詩篇の作者のダビデは、「…主よ、すみやかにわたしをお助けください」と祈った。

私達もダビデ同様、待つのは嫌いだ。
スーパーのレジで並んだり、ビジネス街やショッピングモールの近くで渋滞に巻き込まれたり、銀行や病院で順番待ちをするのは嫌だ。

これ以上に、待つのが辛い時もある。
長年、子どもを授かるのを待っていたり、伴侶が与えられるのを待っていたりする時だ。

たばこやアルコール、麻薬から完全に解放される日を待っている人、病院の検査結果を不安な気持ちで待っている人、配偶者が優しい言葉をかけてくれるのを待っている人もいる。

だけど、私達が待っているものは、神の御業と比べるなら随分小さな事だ。
神は、その待ち時間を用いて、私達の人生に働きかけられる。
そして、柔和や親切、忍耐という得難い品性を育ててくださる。

神だけに頼る事を学ぶのは、更に大切だ。
そして、主にあって楽しみ、喜ぶ事を学んでいかなければならない。

人のたましいを最良のものに育て上げるのは、御業の神秘だ。
人は、心を探り、動機を吟味し、聖書の御言葉を実践し、心を落ち込ませないように努力する …待つ事に疲れながらも。
これが、たましいの成長に大いに関わっている。
神は、私達の忍耐力を強め、心を広く大きくしてくださる。

God Bless You!!

a:292 t:1 y:0