5月18日(日)
『主はそのみ言葉に聞き従う事を喜ばれるように、燔祭や犠牲を喜ばれるであろうか。見よ、従うことは犠牲にまさり、聞くことは雄羊の脂肪にまさる』サムエル記上15章22節
人間の心には、闇が潜んでいる。
外見からは、礼儀正しく洗練されているように見えても、内面は、物質欲や偏見、固執などでメチャクチャにされようとしている。
そして、遅かれ早かれ、これらの罪は表面に現れるものだ。
サウル王には、心の中で悪化の一途をたどる致命的な罪があった。
神様に対する、反抗心だ。
アマレクを打って、すべてのものを聖絶せよと神様に命じられたにも関わらず、サウル王は、勝利したイスラエル人達が、最良の家畜を自分達のものにするのを許した。
そして、預言者サムエルにその行いを責められると、神様にいけにえを捧げるためにそうしたのだと正当化した。
だけど、実は、神様に仕えていると言いながら、公然と反抗する高慢の罪を隠蔽していたにすぎなかった。
反抗心を克服するには、罪の告白と悔い改めが必要不可欠だ。
私達も、サウロのように自分の罪を正当化したくなる事があるかも知れない。
だけど、手遅れになる前に告白して、その罪と決別しなくてはいけない。
ひとつの罪を弁解しようとすると、ふたつの罪を犯す事になるからだ。
God Bless You!!
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