5月17日(土)

5月17日(土)

『愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである』ローマ人への手紙12章19節


世界中が戦慄した。

チェチェンの反乱軍が、ロシアのベスランの学校で、何百人もの人質を殺害したのだ。
被害者の多くは子ども達で、宣教団の奉仕に携わっているトティエフさん兄弟の6人の子ども達も含まれていた。

トティエフさんは、私達の多くが真似できないような選択をした。
彼は言った。
「確かに、私達はかけがえのないものを失いました。
けれども、復讐する事は選びません」。

今日の御言葉を、彼は信じていたからだ。

私達の中には、この一家が体験したようなひどい出来事とは比べものにならない、些細な事を恨んで、どうする事もできない人がいる。

トティエフさんは、恨みを捨てて、復讐を誓わなった。
これは、悪を憎むけれど、悪に報いる事をしないという態度だ。

もし、私達が、聖霊様によって、すべての怒りや憎しみをゆだねる事ができたなら、私達の家庭や教会生活、すべての人間関係は、どれほど変化する事だろう。

今日、静かに心を探ってみよう。
恨みや復讐の望みがあるがら、悪に負けず、善をもって悪に打ち勝つ事ができるように、助けていただこう。

いつの日か、正義の天秤は完全に水平になるのだから。

God Bless You!!

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