5月16日(火)の手紙


2017年5月16日(火)

『また、良い行いをし、良いわざに富み、惜しみなく施し、人に分け与えることを喜び、』テモテへの第一の手紙6章18節


神が大切な真理を繰り返し語られるのは、私達が皆、忘れっぽいからなのかも知れない。
神は申命記24章18節と22節で、イスラエルの民がエジプトで奴隷であったこと、主が彼らを救い贖われたことを思い出すようにと言われている。

モーセを通して、「あなたはかつてエジプトで奴隷であったが、あなたの神、主がそこからあなたを救い出されたことを記憶しなければならない。
それでわたしはあなたにこの事をせよと命じるのである」と民に語られた。

主は贖い出された人達にはそれ相応の責任があるということを、イスラエル人に覚えていてほしいと思っておられた。

モーセは、「それでわたしはあなたにこの事をせよと命じるのである」と言ったけれど、「この事」とは何だろう。
それは「在留異国人や、みなしご、やもめ」の世話をすること、また収穫の一部を畑に置き忘れた時は、それを貧しい人達のために残しておくことなどだ。
主は、20節と21節でも、これらの人々について民達に語られている。

私達もイエスの十字架の死と復活によって贖われた者だ。
だから、私達も困っている人達に喜んで自分のもの分け与えるようにと、何度も何度も命じられているのだ。

へブル人への手紙13章16節は、こう語っている。
「善を行うことと施しをすることとを、忘れてはいけない。
神は、このようないけにえを喜ばれる」。

God Bless You!!

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