5月13日(火)

5月13日(火)

『ヨセフは彼らに言った、「恐れることはいりません。わたしが神に代ることができましょうか。あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました』創世記50章19節~20節


クリスチャンの人生に、偶然はない。

ヨセフは、兄弟達から憎まれ、穴に投げ込まれ、ポテパルの奴隷として売られた。
それだけじゃない。
ポテパルの妻から言い寄られ、濡れ衣を着せられ、獄に放り込まれてしまった。
正しい事を貫いた結果が、これでは、目も当てられない。

獄の中で夢を解き明かした時も、ヨセフは自分の事を王に告げるように懇願したけれど、給仕役の長は、すっかり忘れてしまっていた。
2年間も、ヨセフは待たなくてはならなかった。

これは、信仰上の試練であるばかりじゃなく、人間的視点から見ても、不正義の悲劇であり、どこから見ても、神様からの祝福とは思えない。

だけどヨセフは、神様を信じて疑わなかった。
いつも神が共におられる事を知っていた。
事実、ヨセフの環境は最悪だったけれど、神様はいつもヨセフを恵んでおられた。

自分が置かれている環境と神様の恵みとは、まったく別次元のものなのだ。

あなたは今、試練や失望の深い淵にいるだろうか。
すべての事が、悪い方向に進んでいるように見えるだろうか。

だけど、一見、不運に見えるその出来事は、偶発的な事件じゃない。
主がそれを許しておられるのだから、祝福に続く目的があるはずなのだ。

だから、忍耐強く、主イエス様を信頼し続けよう。
すべてに感謝する日が、必ず来るから。

God Bless You!!

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