4月6日(日)

4月6日(日)

『愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない』コリント人への第一の手紙13章4節


礼拝の後で、ひとりの男性が、いつも牧師と握手して挨拶していた。
ところが、この人は、「説教が長すぎた」とか、「説教は退屈だった」とか、あるいは、「先生は自分の事ばかり話す」などと、否定的なコメントばかりするのだ。

気が滅入った牧師が、役員にこの話をすると、ある役員が、「彼の事は気にする必要はないですよ。
あの人は、ただ耳にした事を、オウム返しに言うだけですから」と答えた。

これは、笑えない。
大ショックだ。

ぶつぶつ不平を言う事は、よく見られる事で、それが慢性化している人もいる。
そういう人達は、積極的に神様に仕えようとする人の欠点や落度に目がいきがちだ。
また私達は、誰でも、多かれ少なかれ愚痴をこぼすものだ。

この習慣を矯正する最善の策は、キリストの愛だけれど、これは語る事は容易でも、実践する事は、なかなか大変だ。
第一に、この愛は、すべての人の最善を意識的に願うものだからだ。

だけど私達が、神様に頼っていると言うなら、これを実践しなくてはいけない。
誰かの欠点が気になって仕方がない時、文句を言う衝動を抑えて、その人に善い事をしてあげよう。

ひたすら、これに励むのだ。
そうすれば、いつの間にか、批判癖は直っているだろう。
欠点を探すより、改善策を探す方が、お互いに有益なのだから。

God Bless You!!

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