『わたしは全き道に心をとめます。あなたはいつ、わたしに来られるでしょうか。わたしは直き心をもって、わが家のうちを歩みます』詩篇101篇2節
警察署に、手紙と小切手が届いた。
驚いた事に、1954年にしたスピード違反の罰金だという。
手紙の送り主である英国人は、観光旅行に来た時、スピード違反をして罰金を科せられた。
だけど、この52年間、すっかり忘れていたそうだ。
彼は84歳になった時、古いコートのポケットから違反切符が出てきて、払わなければと思ったそうだ。
彼は、言った。
「負債はきちっと払います。
これで良心が咎められる事はありません」。
詩篇の作者ダビデも、正しく生きようと努力した人だ。
彼は大きな過ちも犯したけれど、詩篇101篇では、正しく生きようという強い決心を表している。
それは、自分自身の事に始まり、どのような人と付き合うかにも及んだ。
当時の中近東では、モラルを欠いた多くの王達が君臨していたけれど、ダビデは彼らと対照的に正しさを求め、宿敵サウルの生命さえ尊んだ。
イエス様に従う私達も、良心が咎められない正しい生き方をするように召されている。
神様と人に対して、誠実に生きる事を第一としているなら、その人は、神様と共に歩んでいると言えるだろう。
私達は、弱い。
だけど、過ちを犯した後の後始末をどうするかで、その人の正しさが試される。
God Bless You!!
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