4月28日(木)の手紙


2016年4月28日(木)

『そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた』ヨハネによる福音書1章14節


イエス様がお生まれになった正確な日は分かっていないけれど、12月25日ではなさそうだ。
それは、羊飼い達が羊の群れと屋外で過ごせる、まだ暖かい秋の事だったのかも知れない。

イエス様が十字架にかけられたのは、過越しの祭りの時だった。
聖霊の降臨は、五旬節だった。
それで、イエス様の降誕もまた、ユダヤの祭日、つまり仮庵の祭りの時だったのではないかと推測する学者がいる。

その推測の真偽は知り得ないけれど、仮庵の祭りに御子が遣わされるというのは、神の御業と調和している。
キリストの誕生日については諸説あるけれど、キリストの人生については、議論の余地はまったくない。

ヨハネによる福音書は、言は肉体となり、わたしたちのうちに宿ったと語っている。
敬虔なユダヤ人は、仮庵の祭りの間、仮設の小屋を立てて住み、主の御言葉を読んでもらって過ごした。

ユダヤ人にとって仮庵の祭りは、喜びの時だ。
私達にとって、喜びの時はキリストの誕生日だ。
キリストが、世界に救いの喜びをもたらしてくださったから。

God Bless You!!

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