4月25日(土)の手紙



『善人は良い心の倉から良い物を取り出し。悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。心からあふれ出ることを、口が語るものである』ルカによる福音書6章45節


ある夫婦の会話。
夫が妻に言った。
「もちろん、きちんと話し合おう。
でもまず、テレビの前に立たないでくれないか」。

妻が夫に言った。
「もちろん、あなたの給料より多く使っているわ。
だって、あなたを信じているもの」。

ご理解いただけるだろうか。

私達は、笑いながらも人々に自分の姿をチラリと見せる。
辛口ジョークや皮肉はよくある事だけれど、実はとても危険な事だ。

心無い言葉は、身体の青あざより深刻な傷をつける事がある。
ソロモンは、言葉を剣のように使う人達がいる。
そして、悪い言葉はたましいを滅ぼすと言っている。

言葉を上手に選んで話すのは、簡単ではない。
なぜなら、本当の問題は言葉ではなく心だから。
相手をおとしめる言葉の背後には、自分に対する自信のなさや恐れ、罪悪感、他人を傷付けても自己防衛をしたいという意識が存在しているように思う。

口汚い言葉に、良い面はあるのだろうか。
いや。
そんな言葉を口にする自分は、キリストと歩調を合わせていないという警告と見る以外、何の利点もない。

主の憐れみと守りをいただこう。
そして、自分を守ろうと相手に辛辣な言葉を投げつけないようにしよう。

God Bless You!!


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