4月23日(水)

4月23日(水)

『欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す』ヤコブの手紙1章15節


エバは、エデンの園のルールを誘惑者に説明した。

彼女とアダムは、中央にある特別な木の実以外、どの実も食べる事ができた。
だけど、その木については、食べる事も触る事も許されていないと言った。

サタンが威張り腐ったあざけり声で、「あなたがたは決して死ぬ事はない」と言っているのを想像するのは容易だろう。
そして、何より良い物を、神様は隠しているとエバにほのめかした。

サタンはずっと、この策略を繰り返してきた。
私達が聖書の権威を信じているか否かは、関係がない。
私達と神様を唯一隔てるものは、罪だという事実を、私達が疑うようになればいいのだから。

「あなたがたは決して死ぬ事はない」と、サタンは語りかけている。
これは、現代小説の主題でもある。
主人公が、神様に不従順でも、悪い事は起きない。
テレビドラマの主役が、神様の道徳的規準に反しても、最終回はハッピーエンドだ。

ある映画監督が、公言していた。
ヒットする映画を作りたいなら、十戒をすべて覆せばいいと。
偶像を拝み、神の御名を貶め、父母を軽んじ、殺し、姦淫し、盗み、偽証し、他人のものを貪る。
これだけで、スリルたっぷりの映画が出来上がる。

ランバンには、My Sin (私の罪)という香水さえ販売されている。
この魅力的で、エキサイティングな香りに、「私の罪」という名はぴったりだと宣伝されていた。

罪が、神様の鼻を曲げるほどの悪臭を放つとは、想像できないのだろう。

私達が誘惑に会った時、サタンの嘘を信じてはいけない。
そんな時こそ、神様の真実な警告に、耳を傾けなくてはいけないのだ。
たくみなサタンの誘惑に、騙されてはいけない。

God Bless You!!

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