4月21日(火)の手紙



『わたしたちの日ごとの食物を、きょうもお与えください』マタイによる福音書6章11節


この祈りの「きょう」という表現は、食べ物が一日ごとに与えられるその日暮らしを示唆している。

紀元一世紀頃、多くの労働者の賃金は日払いだった。
そのため、数日間病気になるなら、悲劇につながる事もあった。

「日ごとの」というのは、「明日のために」とも訳せるだろう。
そうすれば、「明日のために、今日の食物をお与えください」という意味になる。
その日暮らしの人々にとって、これは差し迫った祈りだった。

私達が働いて生活の糧を得る力は、神様によって与えられている。
この祈りは、それを忘れてはいけないと、世界中のクリスチャンに語っている。

God Bless You!!


a:278 t:1 y:0