4月21日(月)

4月21日(月)

『イエスは、また人々に語ってこう言われた、「わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう」』ヨハネによる福音書8章12節


イエス様は、ナザレ出身で、ご自分を「世の光」だと言われた。

紀元1世紀のローマ帝国の片田舎であるガリラヤ地方の人が、そう宣言したのは、驚くべき事だった。
この地方には、特出すべき文化もなく、著名な哲学者や文筆家、有能な彫刻家などを輩出した事はなかった。
また、イエス様が正式な教育を受けたという記録もない。

イエス様の時代には、印刷技術、ラジオやテレビ、またメールなど、勿論なかった。
ご自分の教えが、どのようにして世界中に広がると思われたのだろう。

イエス様が語られた御言葉は、弟子達の記憶に委ねられた。
だけど、「世の光」は、闇にかき消されたかのように見えた。

ところが、数千年経った今、私達もまた、イエス様の御言葉を驚きながら聴いている。
天の父なる神様が、それを奇蹟的に守られたのだ。

イエス様の御言葉は、私達を闇から救い出して神様の真理という光に導くと約束している。
事実、その約束は今も守られ続けている。
この世の闇が深ければ深いほど、光は更に輝きを増すものだ。

God Bless You!!

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