4月17日(木)
『わが魂はもだしてただ神をまつ。わが救は神から来る』詩篇62篇1節
今日、私達は騒々しい世界に暮らしている。
大音量で音楽を鳴り響かせないと、車の運転すらできない人もいる。
無音の世界では、仕事もできないという人もいる。
音楽がなくては、眠れない人もいるほどだ。
古代、異教徒達は、騒がしく熱狂して偶像を拝んでいたけれど、詩篇の作者は対照的に、静まり神様の御声を聞き、沈黙という知恵を悟った。
星のきらめく静かな夜空の下で、しんと静まった教会堂や家の静かな部屋で、私達は生きておられる神様に出会い、神様の御声を聞く事ができる。
勿論、シンバルや縦笛、現代的に言えばドラムやトランペット、ピアノやギターを用いて、主の御名を叫び、祈る事も大切だ。
手を打ち鳴らし、声高らかに主を求める必要もある。
だけど、時には、神様の御声を聞くために、世の中の音量をさげる必要があるんじゃないだろうか。
あなたの心の雑音を、消す必要があるんじゃないだろうか。
God Bless You!!
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