4月10日(金)の手紙



『主よ、いつまでなのですか。とこしえにわたしをお忘れになるのですか。いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか』詩篇13篇1節


毎日のように、悲惨な事件が起こっている。
そして私達は、出そうにない答えを待ち続けている。

愛する息子が、通り魔に襲われ殺害された。
婚約者が、無慈悲な男性によってレイプされた。
酒気帯び運転の車によって、多くの子ども達の命が奪われた。

すべての嘆きに対する明確な答えは、与えられてはいない。

このような時、私達は神様について、祈りについて、そして人生について間違った解釈をしてしまう。

ダビデは詩篇13篇で、応えられない祈りに苦しんだ。
彼は神様に、なぜ自分は危険に取り囲まれているのかと問いかけ、応えを求めた。

これは、苦渋に満ちた詩篇で、ダビデの失望があらわされている。
だけど、彼の疑問や恐れは、最後には信頼に変えられた。

なぜだろう。
それは、私達を取り巻くどんな苦難も、神様の品性や私達に対する慈しみの心を打ち消す事はできないからだ。

ダビデは5節ではっきりと方向転換している。
彼は、次のように心から祈った。
「私はあなたの恵みに拠り頼みました。
私の心はあなたの救いを喜びます」と。

答えがないという、やり場のない痛みや苦しみは確かにある。
だけど、神様の御許には、いつも慰めがある。
すべては、神様の御手の中にある。

God Bless You!!


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