3月7日(月)の手紙


2016年3月7日(月)

『イエスは三度目に言われた、「ヨハネの子シモンよ、わたしを愛するか」。ペテロは「わたしを愛するか」とイエスが三度も言われたので、心をいためてイエスに言った、「主よ、あなたはすべてをご存じです。わたしがあなたを愛していることは、おわかりになっています」。イエスは彼に言われた、「わたしの羊を養いなさい』ヨハネによる福音書21章17節


イエス様は、世を去られる直前、シモン・ペテロに「わたしの羊を養いなさい」と告げられた。
「わたしの羊」は、主が最も愛されたものだ。

主のように世話のできる人がいるだろうか。
イエス様を愛する愛がなければ、決してできない。

イエス様は、「あなたは私を愛しますか」と三度ペテロに尋ねられました。
ペテロは、「主よ、あなたはすべてをご存じです。
わたしがあなたを愛していることは、おわかりになっています」と答え、イエス様はそのたびに「わたしの羊を養いなさい」と言われた。

主は、ペテロの愛に気付いていなかったのだろうか。
勿論、ご存知だった。
質問の繰り返しは、ご自分ではなくペテロのためだ。
ペテロは、人々のたましいを育てる辛く厳しい仕事に就こうとしていた。
この使命を果たす支えは、キリストに対する愛だけだ。
イエス様は、この本質的な真理を強調するために、三度も質問されたのだ。

イエス様の質問は「羊」ではなく「わたし」を愛するかだった。
神の民を愛するだけではやっていけない。
羊は、答えてくれないかも知れないし、感謝しないかも知れない。
批判する事もあるだろう。
その結果、私達は落胆し、敗北感を味わう事になる。

キリストの愛、つまりイエス様を愛する愛だけが、私達の道を守り、神の羊を飼い続ける事を可能にしてくれる。
神の子ども達を愛する事ができるのは、キリストを愛する愛があるからだ。

God Bless You!!

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