3月3日(木)の手紙


2016年3月3日(木)

『あなたが生きながらえる日の間、あなたに当ることのできる者は、ひとりもないであろう。わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう。わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない』ヨシュア記1章5節


良い研修生の条件は何かと聞かれた会社の社長達は、学ぶ意欲の高い人と答えた。

聖書の登場人物でいうなら、ヨシュアが良い例だ。
ヨシュアは、エリコの壁のまわりを歩いた。
またスパイとして、戦士として重要な任務を果たした。

だけど、一方で、彼は、モーセの影のように従った。
40年以上、助手として、また研修生のように彼に仕えたのだ。

神は、御心の時をかけて私達を準備し、御旨に当たらせてくださる。
目標を知り、正しい戦略を学ぶ事は重要だけれど、主の時を待つ事自体が、それに匹敵するほど重要なのだ。

ヨシュアは、モーセの信仰を見ていた。
謙遜を学び、指示に従う訓練をして、真のしもべとなった。
モーセが癇癪を起した時でさえ、そうだった。
それもまた、観察し、学ぶ機会となった。
ヨシュアは、モーセと過ごす事で、本からは学べない事を学んでいた。

ヨシュア自身が、リーダーになる時が迫っていたけれど、ついにその時が来ると、神は言われた。
「わたしは、モーセと共にいたように、あなたと共におるであろう。
わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない」と。
そして、ヨシュアは、その約束を信じる事ができた。
なぜなら、ヨシュアは十分に、神にも人にも仕えてきたからだ。

従う意思のない人は、仕える意思のない人は、リーダーになる準備などできない。

God Bless You!!

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