3月29日(日)の手紙



『シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」』マタイによる福音書16章16節


イエス様が質問されるのは、答えをご存知ないからではない。
むしろ、何かおっしゃりたい事がある時だ。

イエス様は、政治的にも霊的にも抑圧されていたピリポ・カイザリヤに弟子達と行かれた時、ご自身についてふたつの重要な質問をされた。

主の関心事は、ご自分の人気ではなく、弟子達の認識だった。
彼らが誰に付き従っているのか、それをきちんと知っているかだった。

イエス様はこの時、「人々は人の子をだれだと言っているか」と質問された。
今日の私達の社会は、当時に勝るとも劣らない不信仰と抑圧に満ちていて、人々はイエス様について色々と不適格な事を言っている。
それは、「単なる良い教師」というものから、「争いの種を作る人」とか、「不寛容な人」というものまである。

だけど、真に問われているのは、今も昔も「あなたはわたしをだれだと言いますか」だ。
ペテロは大胆に、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」と宣言した。

イエス様は、ペテロの正確な応答は、神様から与えられた洞察力の賜物であり、その宣言によって彼は祝福されると言われた。
イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれた者だ。

God Bless You!!


a:229 t:1 y:0