3月27日(木)

『彼らは神のほまれよりも、人のほまれを好んだからである』ヨハネによる福音書12章43節


ヨハネによる福音書の12章には、人々の歓心を買う事に心を惹かれていた指導者の事が書かれている。

彼らは、パリサイ人に嫌われたくなかったので、表立ってはイエス様について行かなかった。
彼らは、救い主の奇跡を見て、イエス様を信じたけれど、決してそれを公表しなかった。
神様から栄誉をいただくよりも、人に褒められる事を選んだからだ。

そして、多くの人達がイエス様に従わなかった理由は、この人達もまた、大衆に迎合する人で、自分達のグループの「親分」に嫌われる事を恐れていたからだと言っても、過言じゃない。

私達は、みんなと同じになるように、プレッシャーをかけられているけれど、神様と自分自身に誠実に生きるなら、人数の力に引きずられる事はないだろう。

だけど、もし大衆におもねって、人の歓心を買おうとするなら、本当に大切なものを失ってしまうかも知れない。

なくてはならないものは、多くはない。
そして、本当に大切なものは何なのかを、しっかりと見極めなくてはいけない。

God Bless You!!