3月10日(月)

3月10日(月)

『しかし、愛する者たちよ。あなたがたは、最も神聖な信仰の上に自らを築き上げ、聖霊によって祈り、神の愛の中に自らを保ち、永遠のいのちを目あてとして、わたしたちの主イエス・キリストのあわれみを待ち望みなさい』ユダの手紙1章20節~21節


ビジネスの専門用語で、「反直感的」という言葉がある。
これを日常的な言葉で置き換えると、「普通とは逆の考え」という事になる。

イエス様は、人間の本能的な衝動に左右されず、神様が教えておられる正しい事を行うように、繰り返し弟子達を指導された。

人の本能は、「自分のものにしたい」と主張するけれど、イエス様は、「受けるよりも与えるほうが幸いである」と語られた。

人にとって、「自分の事がまず第一」というのは普通だけれど、イエス様は、「あとの者が先になり、先の者があとになる」と言われた。

人は、「借りは返す」と仕返しを誓うけれど、イエス様は、「あなたを憎む者に善を行いなさい」と教えられた。

欲しいからと言って、それが良いものとは限らない。
手にしたからと言って、それが価値あるものとは限らない。
並々ならぬ思いがあったところで、それが正しいとは限らない。

ユダが書いているように、欲望や本能に従うなら、人は衝突し、分裂する事もある。
だけど、別の選択は、「霊的」になるという事だ。
「霊的」とは、「普通」ではない事をするという意味だ。
そのためには、神様だけしか与える事ができない「愛」が必要だ。

神様の「愛」は、普通じゃない。

God Bless You!!