3月1日(日)の手紙


『こうしてボアズはルツをめとって妻とし、彼女のところにはいった。主は彼女をみごもらせられたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。近所の女たちは「ナオミに男の子が生れた」と言って、彼に名をつけ、その名をオベデと呼んだ。彼はダビデの父であるエッサイの父となった』ルツ記4章13節、17節


ある神学校の教授が昼休みに校内を歩いていると、守衛が聖書を読んでいた。
どこを読んでいるのかと尋ねると、ヨハネの黙示録だと答えた。

教授は、「では、難しくてわからないだろうね」と、少し見下すような態度で言うと、彼は、「いいえ、分かります。イエスが勝利すると書いてあります」と答えた。

人生の様々な困難に立ち向かう時、最後にはいつも神様が勝利する事を忘れてはいけない。
神様は、常に勝利に向かって計画を遂行されるので、神様の御心に逆らうよりは従って行く方が、ずっと賢明だ。

ルツ記を見ると、神様はご自身の御心によってボアズを用い、ルツとナオミを助けられた。
ルツは、年若くして夫を亡くし子どももいないという立場を恨んで、かたくなになる事もできた。

また、ボアズは、外国人のルツを無視してもかまわないと考える事もできた。
だけど、ふたりは、その状況の中に神様の御手を認めて、ルツのために備えられた神様のご計画に従ったのだ。

一番すばらしい点は、話がここで終わらなかった事だ。
世の救いが、ふたりの子孫から生まれた。
まずはダビデが、その後イエス様が生まれた。

神様のご計画に逆らって、自分の意志を通す事は可能だろう。
また、神様のご計画に従い、勝利者になる事も可能だ。
どちらを選ぶかは、私達次第だ。

God Bless You!!


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