2025年7月29日(火)の手紙

「あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。」マルコの福音書10章44節


ある偉大な聖人がかつて言いました。
「もし人が世界のすべての物質、すべての牛、土地、湖などを与えられ、愛する人にそれらを分け与えられることができないなら、悲しいでしょう」

レランド・スタンフォードは一人子を亡くしました。
彼はカリフォルニア州出身の国会議員でした。

彼はほかに子どもがいなかったので、すべてを失ったと思いました。
100万ドルの家を建てましたが、それは何の意味もありませんでした。

ある夜、息子が彼のところに現れた夢を見ました。
「お父さん、生きるはりあいがないと言わないでください。
人のために、他の子どもたちのために生きてください」

間もなくスタンフォード大学がパロアルトに建てられました。
それは来るべき世代の子どもたちの教育に捧げられるものでした。

スタンフォード家は彼らの時間とお金を貧しい人々、ホームレスの人々、孤児たち、病にある人々への援助に捧げ始めました。
一人の喪失は何千もの人々のための恵みとなりました。

ギリシャ語のイディオットはもともと、わがままな目的のために自分の所有物を使う人について言われた言葉でした(英語の意味は愚者)。

回復のステップのプログラムは時々自己本位のプログラムと言われました。
これは誤解を受けやすい言葉です。

回復のステップは各々の人の自己、すべての人の自己——それは癒されるに値するすべての自己のためなのです。
しかもそれはすべての人を助け、仕えることによって、それぞれに仕え、助けるプログラムです。

私たちはイディオットではなく人々のために仕えるのです。
イエスは私たちに他の人へ献身や奉仕を他の人と共に行うことによって、私たち自身の「自己の救い」に招いています。

回復は一人のためではなく、すべての人のためです。
しかし、一人一人は癒されるので、すべての人に新しい健康が与えられるのです。

救い主なる神様、
他の人のために活動できるように私を動かしてください。
与えること助けることを私に教えてください。
アーメン

God Bless You!!