2022年5月20日(金)
『忍耐によって自分のたましいを勝ち取りなさい。』ルカの福音書21章19節(英訳)
人が新生すると、しばらくの間は、考えることにおいても、推論を働かせるにも、以前のような活力が影を潜める。
新しいいのちを表現し、キリストの思いを形成しなければならないのはこの時である。
「あなたがたは、忍耐することによって自分のいのちを勝ち取りなさい」。
ところが私たちの多くは、むしろクリスチャン生活の入り口にとどまることを選び、神が私たちの内に備えられた新しいいのちにしたがって、たましいを築き上げようとはしない。
私たちが失敗するのは、私たちがどのように造られているのかに関して無知だからであり、自分の性質が訓練を経ていないことを棚に上げて、悪魔のせいにするからである。
私たちが目覚めたなら、どのような自分になれることか、少しは考えてみることだ。
私たちが祈るべきではないことがいくつかある。
たとえば、気分はその一つである。
気分は祈りによっては決して取り除けないが、強引に追い出せば出ていくものである。
気分とは、大抵の場合、私たちの精神とは無関係で、からだの調子に関係している。
からだの調子次第でどうにでも変わる気分に耳を貸さないためには絶え間ない努力が必要である。
たとえ一秒たりとも、気分に屈してはならない。
自分の襟首をつかんで、揺さぶらなければならない。
そうするなら、自分には無理だと信じていたことが、ちゃんとできることを発見するのである。
私たちの大半にとって厄介なのは、最初からあきらめてしまってやろうとしないことである。
クリスチャン生活とは、肉体に対して、大胆に霊的な勇気を奮うことなのである。
God Bless You!!
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