2022年5月18日(水)

2022年5月18日(水)


『空の鳥を見なさい。……野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。』マタイの福音書6章26、28節


「野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。
働きもせず、紡ぎもしません。」

たしかに野の花は存在しているだけである。
海、大気、太陽、星々、そして月のことを考えてみよ。
これらもまた、ただ存在しているだけであるのに、果たす役割の大きさはたとえようもない。

ところが私たちは、人目を気にして、常に人に役立とうと意識するあまり、私たちを通しての神の感化力を台無しにしてしまうことが決して少なくない。

霊的に成長するための方法は一つしかない、とイエスは言われた。
それは神に焦点を合わせることである、と。

「他の人のために自分が役立っているかどうかは気にするな。
ただわたしを信頼していればよい」とイエスは言われる。

水源に注意を払っていれば、あなたの内側から「生ける水の川が流れ出る」というのである。
常識や理屈では、私たちの生まれ持ったいのちの源を突きとめることはできない。

それと同じように、私たちの霊的ないのちの成長は、成長の度合いを見つめることによってではなく、天の御父に焦点を合わせることによって決まる、とイエスは教えておられる。

天の御父は私たちが置かれている状況を知っておられる。
だから、自分の状況にではなく、御父から目を離さないでいれば、野の花のように、霊的に成長するのである。

私たちに最も影響を与えるのは、私たちを引き止めて長話をする人ではなく、空の星や野の花さながらに生きる人たちである。
私たちを形造ってくれるのは、そのような人々の人生なのである。

もし神に用いられたいと願うなら、イエス・キリストとの関係を正しくせよ。
そうすれば、あなたが気づかないうちに、キリストはあなたの人生を分単位で用いてくださる。

God Bless You!!


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