2022年4月27日(水)

『あなたは、自分のために大きなことを求めるのか。』エレミヤ書45章5節


あなたは今、自分のために大きなことを求めているのだろうか。
自分が人として大きくなることではなく、自分のために、神から大きなものをいただくことを……。

神があなたに願っておられるのは、神からの贈り物を受けることより、神ご自身とあなたがもっと近しくなり、あなたが神をもっと知るようになることである。

大きなこととは、付録的なものにすぎない。
自分に来たとしても、やがては消えていく。
神は決して付録的なものを私たちに与えるようなことはなさらない。

神との正しい関係に入るほど易しいことはない。

ただし、あなたの求めるものが、神ではなく、神が与えてくださるものであるとするなら、話は別であるが……。

あなたが神のもとに来たのが、結局何かを得るためであり、それ以上ではないとすれば、あなたには、そもそも明け渡しということが少しも分かっていない。

あなたは自分流にクリスチャンになっただけである。

あなたはこう言って抗議する。
「聖霊を与えてください、と神に願ったのに、私が期待していた安らぎも平安も来なかった」と。

すると、ただちに神は原因をはっきり指摘される。
それは、あなたが主を全く求めていなかったためであり、あなたが自分の益を求めていたにすぎないからである、と。

「求めなさい。そうすれば与えられます」とイエスは言われた。

あなたが欲しいものを神に求めるがよい。
ところが求めているものが正しくないと、求めることができなくなる。
つまり、神に近づけば近づくほど、「もの」を求める思いがいつのまにかやむのである。

「あなたがたの父は、あなたがたが求める前から、あなたがたに必要なものを知っておられるのです」。

それではなぜ求める必要があるのか。
あなたが神という御方を知るためである。

あなたは白分のために大きなことを求めてはいないか。
たとえば、「ああ、主よ、聖霊によってバプテスマを施してください」と。

もし神がそうされなかったとしたら、その理由は、神に対するあなたの明け渡しが不十分であり、あなたが従うことを拒む何かがあるからである。

自分が神に求めているものは何なのだろう、またなぜそれを求めているのだろう、と自分に問いかける用意があるだろうか。
神は、あなたが今、完全な者となることより、最終的にあなたが完全になることを常に選ばれるのである。

神は、今の時点であなたを祝福された者、幸せな者とすることには関心を持っておられない。
しかし、神はあなたが最終的に完全な者とされるように、常に働いておられるのである。

「わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです」とあるように……。

God Bless You!!