2022年3月6日(日)

2022年3月6日(日)


『大いに忍耐を働かせて、苦難にも苦悩にも困難にも……。』コリント人への手紙第二6章4節


神からの幻がなく、見守り励ましてくれる人が一人もいないときに、さらに一歩を踏み出すためには、全能の神からの恵みが必要である。

神への献身において、また聖書の学び、家庭生活、自分が果たすべき義務においてさらに一歩進むためには、福音を語るよりもはるかに多くの神の恵みが必要であり、自覚を持って神の力に拠り頼むことがもっと必要になる。

クリスチャンはみな、血肉という現実の中に身を置き、自らの手でゆだねられたことをやり遂げることによって、受肉(=神が人となること)の本質を自ら経験しなければならない。

私たちは、幻も高揚感もなく、雑事を経験することが繰り返されると、興味を失い、途中で投げ出してしまう。
ところが長い目で見たときに、神と人に証しとなるのは、人目に触れることなく倦まずたゆまず行われてきた忍耐のわざなのである。

そして敗北を知らない人生を歩む唯一の秘訣は、神を見上げて生きることなのである。

あなたの霊の目を、よみがえられたキリストに向かって注ぎ続けることができるよう神に祈り求めよ。
そうすれば、骨の折れる、つまらない仕事だからといってがっかりすることはなくなる。

こんなことをするのはプライドが傷つくとか、自分がわざわざするほどのことではない、と思い上がってはならない。
むしろ、ヨハネの福音書13章1節〜7節のキリストの模範を思い出すべきである。

God Bless You!!


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