2021年2月7日(日)の手紙

2021年2月7日(日)


『一日に七回あなたに対して罪を犯しても、七回あなたのところに来て『悔い改めます』と言うなら、赦しなさい。」』ルカの福音書17章4節


1999年9月、ハワイを訪問したときのことです。

北村光餘子さんから、「今を輝いて」という本をいただきました。
北村さんは、70才を超えた今も、現役のアナウンサーとして活躍しておられ、ハワイ日系人の間では知らない人はいないと言われている方です。

北村さんは、1978年、ハワイに来られた三浦綾子さんの講演を聞いて、クリスチャンになったそうです。

「今を輝いて」の中には、その講演会で三浦さんが、「それぞれに持っているものさし」の話をされたことが記されてありました。

「人は皆、自分を計るものさしと、人を計るものさしを別々に持っている。
もし自分が大切にしている花瓶を、だれかが割ったとしたらどうしますか?
もちろん怒るでしょう。
それによって割った人との仲が悪くなるかもしれませんね。

でも同じことを自分がしたら、自分がその花瓶を割ったら怒りますか?
この様に同じことをしても、自分を測るものさしと、他人を測るものさしとは違うのです。

同じものさしで測ってくださるのは、神の御子イエスさまです。
イエスさまは絶対のお方。
イエスさまだけが正しい愛のお方なのです!」

北村さんは、この話を聞いて、自分の愛のなさを示され、その場でクリスチャンになる決心をされたそうです。
また、家に帰って、ご主人と三人の子どもたちの前に手をついて謝られたそうです。
その結果、翌週から、家族そろって、教会に行くようになったのです。

三浦綾子さんとの出会いが、そして、イエス・キリストとの出会いが、北村さんの人生を変えました。

God Bless You!!


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