2021年11月4日(木)
『だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。』マルコの福音書11章24節
天を仰いで嘆こうではありませんか。
ああ神よ、あなたが強力な武具をくださったのに、私たちはそれを錆びるがままにしています。
あなたご自身と同じくらい強力なものをくださったのに、私たちはその力を使わないでいるのです。
神が祈りの力……私たち自身への祝福と、他の人々への限りないあわれみに満ちた、そのたぐいまれな力……を与えておられるにもかかわらず、その力が眠ったままなら、なんということでしょうか。
あなたはご自分の民に、太陽や風や生物にまさる賜物をくださったのに、私たちはこの賜物を眠らせているのです。
私たちはその力を使うことをさえ、ほとんど忘れています。
泣き悲しみなさい、信仰者よ。
私たちは祈らなかったがゆえに敗北し、屈辱にまみれて旗を巻いたのです。
神に立ち返り、御前に告白しなさい。
武装して弓を持っていたにもかかわらず、戦の日に逃げ去ったことを。
あなたのたましいはまだ揺すぶられていません。
目覚めよ、目覚めよ、そして心を震わせなさい。
あなたは祈りを怠ってきたのです。
力を尽くして神と格闘するなら、祝福が下されるでしょう。
主の恵みの、先の雨と後の雨は降り注ぎ、地は実りを豊かにもたらし、すべての国々は主を幸いなお方と呼ぶでしょう。
もうひとたび天を仰いで、喜ぼうではありませんか。
あなたは主の御顔を求めませんでしたが、見なさい、それでも主は「私の顔を捜し求めよ」と、あなたに呼びかけておられます。
天にいます主がいつでも喜んで聞いてくださるとは、なんと幸いなことでしょう。
あなたの心の血管一本一本に、願いという濃い血をあふれるほどに満たしなさい。
その願いをかなえていただくため、神の御約束を用いたり、神の御性質に訴えたりして、徹底的に神と格闘し、神があなたの心の願いをかなえてくださらないかどうかを知りなさい。
あなたに敢えて求めますが、祈りにおいて主の寛大さを踏み越えなさい。
主を実際以上のお方と信じなさい。
主が満たしてくださる以上に、あなたの口を大きく開きなさい。
御約束が保証する以上の信仰を求めて、今こそ主のもとに行きなさい。
思いきって大胆に踏み越え、できることなら永遠なる神をしのぎなさい。
主を信じるなら、主は御約束を果たすのみならず、御霊の油を注いであなたを豊かに祝福し、そうすることで祈りにおいて強くしてくださるでしょう。
主はあなたの祈りを聞いてくださり、あなたは力あるプリンスとして、なおも祈ることになるでしょう。
父なる神様。
あなたの御顔を求めます。
あなたの御約束は抗いようもなく圧倒的です。
私を信仰で満たしてください。
アーメン
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