2021年11月2日(火)の手紙

2021年11月2日(火)


『あなたが願いの祈りを始めたとき、一つのみことばが述べられたので、私はそれを伝えに来た。あなたは、神に愛されている人だからだ。』ダニエル書9章2節


ダニエルの嘆願を何にたとえましょう。
あたかもダニエルは御国の門ではげしい雷鳴と稲光を発していたかのように思えます。

神の御前に立ち、次のように言ったのです。
「ああ、いと高き方よ、あなたは、ヤコブをヤボクに導かれたように、私をこの場に導かれました。
ですから私は夜明けまでずっとあなたと格闘するつもりです。
私を祝福してくださらなければ、決してあなたを去らせません」

熱心でないなら、どんな祈りもすぐに答えをいただくことはありません。
「義人の熱心な力ある祈りは大いに益となる」のですが、祈りが熱心でないとしたら、効力は期待できません。

唇の冷ややかなつららは取り除くべきです。
私たちのたましいの氷室を浴かしてくださり、心を七倍も熱い炉のように燃え立たせてくださいと、主に願い求める必要があります。

内なる心が燃えていないなら、私たちはイエスが共におられることを疑っても当然です。
冷たくも熱くもない者たちを、主は口から吐き出すと警告されました。

主が「焼き尽くす炎」なら、私たちのたましいも同じく焼き尽くす炎のようにならなければ、主は私たちと親しく交わられないでしょう。

ああ、力強い嘆願!
効果的な嘆願!
天をも揺るがす嘆願!
御国の門を開かせるほどの嘆願!
神の御腕が抗えないほどの嘆願!

愛でひとつに結ばれ、きよい情熱あふれる聖徒たちの嘆願があったら!

よどんだ水たまりのような教会に神が一石を投じてくださるなら、リバイバルの波は全世界に広がるでしょう。
神の御国は広がり、主の臨在によって一新された日々が来るでしょう。

今こそ主の御前で、こう言おうではありませんか。
嘆願し始めたときに主がすぐに聞き入れてくださらなくとも、聞いてくださるまで御前を離れない覚悟があります。

主よ、あなたがまだ山のかなたに身を隠しておられても、朝を待つ人々のように、私たちはあなたを待ち望みます。

ああ、神よ、それでも、どうか遅れないでください!
愛する主よ、急いでください。

聖霊様。
イエス様を心から愛するこのたましいに、火をつけてください。
あなたのご臨在により、この心を冷ややかにするつららを溶かしてください。

アーメン。


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