2021年11月14日(日)の手紙

2021年11月14日(日)


『ヨブがその友人たちのために祈ったとき、主はヨブを元どおりにし……。』ヨブ記42章10節


この一節に含まれている約束の何とすばらしいことでしょう!

どんなに長い悲しみにも終わりがあり、不幸の深淵にも底があります。
陰うつな冬は永遠に続くことはなく、やがて笑いさざめく夏は訪れます。

潮は永遠に引いていることはなく、再び満ちてきます。
闇夜はたましいの上に永遠にとばりをおろしていることはなく、朝日はその翼にいやしをたずさえてのぼります。

不幸にとらわれたヨブの状態を変えてくださった主は、たやすくあなたの状態を変えることがおできになります。
主はあなたのぶどう畑を花盛りにして、ぶどうの実を再びもたらしてくださいます。

とりなしの祈りは、ヨブが繁栄をもとどおりにされるしるしでした。
いわば雲にかかる虹、オリーブの枝をくわえた鳩でした。

誤りを犯している同胞のために聖なる愛の祈りをささげて、ヨブのたましいが成長し始めたとき、ヨブは繁栄をもとどおりにされ、内なるたましいを元気づけられることにより、神の御心を示されました。

とりなしの祈りは、神がお聞きになる中で最も好ましい祈りであることを、おぼえておきましょう。

ああ、その驚くべき働き!
とりなしの祈りは災いをとどめました。

エジプトの上にかかる暗闇を取り去り、地をおおって跳ねるかえるを追いやり、ツォアンの住民を苦しめるぶよやいなごを追い散らし、雷鳴と稲光を消し去り、神の報復の御手がパロとその民に与えるすべての損害をとどめました。

初代教会ではとりなしの祈りで病気がいやされたことが知られています。

いにしえのモーセの時代に、その証拠はあります。
ミリヤムが病に打たれたとき、モーセが祈って病は取り除かれました。

とりなしの祈りは、死人をよみがえらせました。
エリヤが死んだ子どもの上に七たび身を伏せると、子どもはくしゃみをして、そのたましいは生き返ったからです。

とりなしの祈りが用いられて、どれほど多くのたましいを救ったかについては、限りがないでしょう!
とりなしの祈りに不可能はありません。

信仰者よ、
あなたは力ある武具を手にしているのです。
それを十分に使いなさい。

絶えず使いなさい。
今こそ信仰をもって使いなさい。
そうすれば必ず勝利は約束されているのです。

聖霊様。
ほんとうに神にとりなす者となるまで、私のすべてを整えてください。

アーメン


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