2020年8月31日(月)の手紙

2020年8月31日(月)


『ですから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけなさい。』コリント人への手紙第一10章12節


主に勝利を完全にゆだねているクリスチャンがすぐに気づくのは、まわりにいる多くのクリスチャンが勝利の真実を見ていないこと、したがってキリストにゆだねていないことである。

そのクリスチャンは、自分よりも年上でさまざまなことにずっと秀でているクリスチャンたちと親しくつきあっているかもしれない。
しかし彼らは、そのクリスチャンにとってかけがえのないものになっている勝利の秘訣によっては生きていない。

そして高慢の危機が訪れる。
キリストが勝利だと知っているクリスチャンでも、批判していることに気づかぬまま、その秘訣を知らない仲間のクリスチャンを批判する言葉や、彼らの間違いや失敗に対する偉そうな批判をうっかり口にすることはあるだろう。

「私はあなたより聖なる者」という態度は、勝利の人生にひそむ危険の一つである。

もちろん、他のクリスチャンのことをこのように語ったり、心の奥底で思ったりしたとたんに、その人の勝利は失われる。
罪を犯したからだ。

私たちはこの危険を寄せつけないように、それを認識していなければならない。

勝利のうちに生きているクリスチャンも、その人自身は、明らかに罪を犯している肉的なクャンに、みじんもまさるところはない。
両者の本性は全く同じで、絶望的に罪深い。

勝利したクリスチャンについて、唯一のよきものはキリストである。
そして私たちにはキリストに値する業績はいっさいない。
栄光と名誉と勝利は、すべてこの方のものなのだ。

したがって真に勝利しているなら、私たちは謙遜でいつづけなければならないし、またそうなるのである。

チャールズ・G・トランブル


初めてキリストに従う生活に入ったとき、私たちは豊かになることを目指すが、神のご計画は、私たちに自分の貧しさを感じさせることなのだ。

ジョン・ニュートン


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