2020年8月28日(金)の手紙

2020年8月28日(金)


『信仰によって、アブラハムは相続財産として受け取るべき地に出て行くようにと召しを受けたときに、それに従い、どこに行くのかを知らずに出て行きました。信仰によって、彼は約束された地に他国人のようにして住み、同じ約束をともに受け継ぐイサクやヤコブと天幕生活をしました。堅い基礎の上に建てられた都を待ち望んでいたからです。その都の設計者、また建設者は神です。』ヘブル人への手紙11章8節~10節


信仰はまことにたましいの中にある光だが、結果や出来事を照らすのではなく、責務のみを照らす光である。
今、何をすべきかを告げるが、これから何が起こるかは告げることがなく、したがって私たちを一度に一歩ずつ導く。

私たちは信仰の導きのもとでその一歩を踏み出すとき、闇と影に囲まれた地に直接足を踏み入れるのである。
族長アブラハムのように、私たちもどこに行くのかを知らずに、ただ神がともにいてくださると知っているだけで出て行く。

人の闇の中で、それでも神の光の中を歩み、生きる。
それは人の目にはどれほど神秘的であろうと、恵みと栄光に満ちた生き方なのである。

トーマス・C・アパム


十字架で始まり、主イエス・キリストの栄光で終わる狭い道は、主がご自分の弟子たちに近づいてきて、ともに歩んでくださる道である。

アドルフ・サフィア


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