2020年8月13日(木)
『ですから、愛されている子どもらしく、神に倣う者となりなさい。また、愛のうちに歩みなさい。キリストも私たちを愛して、私たちのために、ご自分を神へのささげ物、またいけにえとし、芳ばしい香りを献げてくださいました。』エペソ人への手紙5章1節~2節
神はご自身の御霊によって私たちの内に働くことができます。
ですから、神が私たちに行うように命じることはすべて、そうしなければならないと私たちが感じるからではなく、ごく自然にできるようになるのです。
神を賛美しようと決心するのもよいことでしょうが、それよりずっとよいのは、賛美せずにはいられないほど聖霊に満たされることです!
神は、私たちから出ることを望んでおられるものを、まず私たちの内に入れてくださいます。
奉仕のための力の秘訣とは、カルバリに行って神の御霊が流れ出るのを邪魔するものを取り除いたうえで、新たな実をもたらしてくれる新たないのちを神に求めることなのです。
神の子どもたちが神を悲しませるに違いないことを口にしたり、行ったりしていることをしばしば耳にします。
そしてこのことについて彼らに話しても無駄なように見えます。
いちばんいいのは、神にお願いして彼らの中に新しいいのちと新しい霊を入れていただくことです。
そうすれば、そうしたことをしなくなりますから。
あなたに小さなお子さんがいて、いつも「あれをしちゃダメ、これをしてはいけません」と言っていたら、じきにその子の個性を押しつぶしてしまいます。
必要なのは、正しいことを行いたくなるように、どうしたら内側に新しいいのちをもつことができるようになるのか教えてあげることです。
神は、私たちの中に入れてくださった以外のものは何一つ取り出すことを望んでおられません!
親愛なる同労者の皆さん、神の子どもたちをいのちに導き入れるために労しようではありませんか。
そしてそのいのちに、彼らの個性を通してご自身を現していただくのです。
神は、私たちがすべて同じ型にはまることを望んではおられません。
それぞれの個人を通して、異なった形でご自身を表されます。
まったく同じ顔の人が二人はいないのと同じように、神はまったく同じ人間を二人造ることは決してなさらなかったのですから、私たちは自分や他の人々を、ほかの人間の型にはめようとしないように気をつけなければなりません。
ジェシー・ベン=ルイス
かつて私は神に、私を助けてください、と願っていた。
その後、お助けできるようなことがあるでしょうか、と訊ねた。
最後には、私を通してみわざをなしてください、と願うようになった。
ハドソン・テーラー
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