2020年4月20日(月)の手紙

2020年4月20日(月)


『あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。』テモテの手紙第二2章15節


私たちの知的能力が十分に豊かな力と霊的な効力をもつためには、それが、主が活気づかせてくださるいのちの器となり、私たちの知力が主の聖なる火を入れる香炉として主の足元に置かれるまで待たなければならない。

主は私たちの内で考え、私たちの内で思い起こし、私たちの内でさばき、私たちの真理の概念に確かさと明瞭さを与えてくださる。

「炎のような舌」と、例をあげてすんなり理解させる表現力と、説得力にあふれ、共感を誘う口調、当意即妙の表現力、私たちが「真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人」となるために必要なすべての装備を与えてくださるのだ。

もちろん、主の賢明で神聖な教えに対して、勤勉で忠実な注意を払わなくてはならない。
主がみわざによって私たちを導き、私たちが自分自身の欠けているところと自分に対する主の完全な目的を同時に悟るためである。

私たちは神から教わらなければならない。
教えは時にはきわめて徐々に行われ、緩慢な時すらあるが、「その方は私たちをすべての真理に導いて」、主のみわざとみこころに関する教育や備えについて「すべてを成し迷げてくださ」る。

聖霊が活気づかせ、用いてくださる心は、人間の天才的な能力がどれほど輝かしいものであっても、また人間の学識がどれほど博識であっても、決して近づくことのできない、神のための成果を成し遂げるのである。

A・B・シンプソン


学ぶことはきわめて現実的な働きであり、それなくして成熟することはありえない。

私は、苦しんで学んだことのない者が輝かしい成熱を遂げるなどとは信じない。
たやすく得たものはたやすく失う。

もっとも高尚な物事において、これ以上の真実はない。

J・B・ストーニー


あなたのもっているもので役立つことをしなさい。
そうしないと、それはあなたにとって何の役にも立たなくなるだろう。

ウィリアム・ペン


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