2020年3月8日(日)の手紙

2020年3月8日(日)


『こうして彼らがステパノに石を投げつけていると、ステパノは主を呼んで言った。「主イエスよ、私の霊をお受けください。」そして、ひざまずいて大声で叫んだ。「主よ、この罪を彼らに負わせないでください。」こう言って、彼は眠りについた。サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。』使徒の働き7章59節~8章1節


クリスチャンは常にサタンのことを敗北した敵と見なすべきです。
もうすでに私たちの「主の軍の将」に打ち負かされているからです。

今日、サタンが行使する力があるとしたら、それは神の子どもであるステパノが得た勝利を通して、疑いを抱いているこの世を前に神がご自身にさらに大きな栄光をもたらすため、そしてキリストによるクリスチャン人生がさらに深められ、力づけられるために許された力だけなのです。

サタンは人間という道具によってステパノを投石で殺すことを許されたけれど、神はステパノの輝かしい勝利の殉教を通して、サタンの王冠から王権の象徴である戴冠用の宝石を勝ち取られました。
それがタルソ人のサウロでした。

サタンは人間という道具を通して栄光の主を死につけることを許されましたが、そうすることで自分目身を地獄に落とすことになったのです。

邪悪な者は、神から生まれる者に対して何ひとつ要求する権利はもっておらず、傷つけたり、危害を与える力もありません。
「キリストとともに神のうちに隠されて」おり、天に上られた主とともにいるクリスチャンには、その立場が与えてくれる完全な守りを求め、キリスト・イエスによって自分自身を勝利者とみなす権利があるのです。

ルース・パクソン


私たちは「獅子とコブラを踏みつけ」ていかなければならない。
勝利者の位置を占めていなければならない。
敵の首根っこを足で押さえなければならない。
自分たちの霊的な敵を征服された敵として扱わなければならない。
それもごく初めのうちに、彼らがまだ未熟で支配力をもたないうちに、そうするべきである。

A・B・シンプソン


「あなたは獅子とコブラとを踏みつけ
若獅子と蛇を踏みにじる」

詩篇91篇13節


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