2020年2月12日(水)の手紙

2020年2月12日(水)


『節操のない者たち。世を愛することは神に敵対することだと分からないのですか。世の友となりたいと思う者はだれでも、自分を神の敵としているのです。』ヤコブの手紙4章4節


人類の歴史上、聖霊が人間の内に住まわれるというようなことは、主イエス・キリストが復活されるまで、決して起こらなかった。

それまでも聖霊は人間たちの中に入り、彼らを導き、彼らに臨み、彼らを動かして大いに用いておられたが、人間の身体を永遠の住まいとはされなかった。
だが今日では、聖霊がこの偉大なことを行われる。

今日、聖霊は信じる者の身体に入り、血で贖われた身体として所有し、聖霊の宮とされる。
地上でもっともすばらしい、もっとも「聖なる」「神の宮」であり、天国のこちら側でもっとも聖なるものだ。

このように聖霊が内に住まわれることで、私たちはクリスチャンとしてこの世から、すべての物質的な存在から、天使と悪霊から、そして神の宇宙におけるほかのすべての被造物から仕切られているのである。

「アロンとその子らが」「宿営」ら聖別されたように、私たちもこの時代に、「切り離され」た民として自分をみなし、信仰によってキリストとともに主の聖なる場所に自分自身を閉じ込めるべきだ。

真の教会…霊的な生ける教会は、主を拒絶するこの世の制度の中においては、場所も慰めも交流も何ひとつ見出すことはできない。
この世がどんなに道徳や正義の計画を喧伝しようとも、教会はそこには何の協調も見出すことはできない。

教会が求められているのは、ソドムを浄化することではなく、そこから離れること、古い井戸を空にすることではなく、新たな井戸を掘ることだ。
どんな状況においても、改革と結びつくのではなく、新生を求めることである。

I・M・ハルデマン


この世のクリスチャンは、ずっと親しくしてきた相手に優しい父親を殺されたことがやっとわかった人間のようなものだ。
その後は間違いなく、親しいつきあいは壊れてしまう。

ジョン・ニュートン


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