2020年11月17日(火)の手紙

2020年11月17日(火)


『その日に主イエスは来て、ご自分の聖徒たちの間であがめられ、信じたすべての者たちの間で感嘆の的となられます。』テサロニケ人への手紙第二1章10節


キリストは、ご自分の聖徒たちによってそのすばらしさを証明されている。

私たちは今このとき、この世界において蔑まれてきた。
つまらぬもの、取るに足らぬものだと思われ、そしられ、迫害されてきた。

キリストが私たちの内におられるというそれだけの理由で、私たちがキリストと一つにつながっているというそれだけの理由で、苦しめられてきた。

ああ、その理由ゆえになんと苦しめられてきたことか。
時としてなんと大きな犠牲を払ってきたことか。

だがその結果として、私たちの内におられるキリストは、私たちの間であがめられ、私たちの間で感嘆の的となられる。

場面は変わろうとしている。
キリストが私たちの内に住まわれることは、必ずしも苦しみや逆境、迫害、悲しみや試練を意味することにはならない。

最終的に完成されたキリストの内住は、もっとも栄光に満ちたものとなる。
ご自分の聖徒たちの間であがめられ……感嘆の的となられるのである。

私たちが主を客観的に見さえすれば、そのことを理解することができる。
主を見て、主に感嘆の声をあげる。

しかしここでは、私たちだけでなく、「信じたすべての者たちの間で感嘆の的となられる」と書かれている。
これはキリストの証明であり、聖徒たちの証明なのである。

T・オースティン=スパークス


決して迫害を恐れてはならない。
それはあなたの顔を、御使いの顔のように輝かせるからだ。

ジョン・ダービー


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